サルビアの育てかた
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晴天の昼下り。凍えそうになるほどの風が吹いたとしても、今日という特別な日はいつもよりも身体が熱く感じる。
彼と出会ってから十八回目の冬が訪れた。二十一歳になった私は、愛する人と共に今日という特別な日を迎える。
私が生まれた神聖な場所に、たくさんの人たちが集まってくれた。みんなが口を揃えて祝福の声を向けてくれるの。今までに経験したことのない「幸せ」を、私は彼の隣で噛み締めていた。
「──レイちゃん、とても綺麗ですよ」
控え室でシスターが私の姿を見て目の奥を潤わせる。
純白のドレスを身に纏って長い黒髪をアップにしてもらい、いつもとは全然雰囲気の違うメイクなんかもして。まるで自分が自分じゃないみたい。鏡を見るだけで照れてしまう。
晴天の昼下り。凍えそうになるほどの風が吹いたとしても、今日という特別な日はいつもよりも身体が熱く感じる。
彼と出会ってから十八回目の冬が訪れた。二十一歳になった私は、愛する人と共に今日という特別な日を迎える。
私が生まれた神聖な場所に、たくさんの人たちが集まってくれた。みんなが口を揃えて祝福の声を向けてくれるの。今までに経験したことのない「幸せ」を、私は彼の隣で噛み締めていた。
「──レイちゃん、とても綺麗ですよ」
控え室でシスターが私の姿を見て目の奥を潤わせる。
純白のドレスを身に纏って長い黒髪をアップにしてもらい、いつもとは全然雰囲気の違うメイクなんかもして。まるで自分が自分じゃないみたい。鏡を見るだけで照れてしまう。