君を大人の果実とよぶ。
「工藤先生、やるじゃーん」
「いやー、本当に助かった。
工藤先生、好きになりそうだった」
ケラケラと下品に笑うアラサー女子。
こんな時間が、楽しいのだ。
レベル2の話を終えた京子は、
次のお酒を注文した。
「今日ちょっと寒いし、熱燗いく?」
「行きましょう!」
この時は京子も、渚に飲酒量だけで言えば、
ついていける気がした。
だが、ここで気が大きくなったことを、
後に後悔することになる。