君を大人の果実とよぶ。



事実だ。

ちゃんと、事実を伝えただけなのに。


"私は恋人じゃない"


なんでこんなに、
苦しいんだろう…


なんでいい歳して、
職場で泣かなきゃいけないんだろう…


胸が痛い。


「くるし…」


胸元のスクラブをぎゅっと握って、
京子は誰もいない器材室でしゃがみこんだ。


「牧先生の、バカ…」



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