【番外編】孤高の弁護士と誓いの光 — 未来へ紡ぐ約束

名前を添えた、最初の約束

チェックインを済ませた紬と隼人は、荷物を部屋に置いたあと、ホテルの敷地内を軽く散策。

緑に囲まれた洋風の中庭や、小さな噴水のあるテラス、シャンデリアが揺れるロビーに心を躍らせながら、まるで海外に来たかのような非日常の空気を味わっていた。

夕方には、ホテルおすすめのフレンチレストランで軽めのコースを堪能し、食後にはバーラウンジでグラスを傾けた。

紬が、「まるで映画の世界にいるみたい」と言えば、隼人は穏やかに微笑みながら「まだ一日目だぞ」とだけ返す。

そして部屋に戻ると、テラスの窓を開けて夜風を感じながら、紬はふわりと「明日が楽しみだね」と呟いた。

隼人は「……ああ」と、その言葉の意味を噛みしめるように頷いた。
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