幼馴染は私を囲いたい!【菱水シリーズ②】
桑地さんは顔を売るために梶井さんの伴奏を担当ってことになってるけど、桑地さんの経歴もすごい。
逢生と同じ菱水音大附属高校出身でコンクールに入賞後、音楽院に留学して帰国。
今は日本を拠点に活動中。
海外のオーケストラとも共演する実力があるピアニストとのことだった。
「梶井さんが作曲された曲と現代ミュージックのカバー曲などを考えていますが、梶井さんからのご要望はありますか?」
「白鳥をいれてくれるかな」
―――白鳥。
思わず、梶井さんの顔を見た。
私の顔をみて微笑む。
「この曲を聴くたびに俺のことを思い出してもらえるようにね」
誰にとは質問されなかった。
私の顔を覗き込んでそのセリフを言っていたから。
「は、はい」
会議を進行していた先輩が顔を赤くしていた。
なんなのこの色気は。
わざわざシャツのボタン二つはずす必要あるっ!?
しかも、近いし。
「二人の思い出の曲だからね。奏花ちゃん」
「勝手に逢生の存在を抹消しないでください。逢生も一緒にいたでしょ!」
「そうだっけ」
覚えているくせにわざとらしい。
逢生と同じ菱水音大附属高校出身でコンクールに入賞後、音楽院に留学して帰国。
今は日本を拠点に活動中。
海外のオーケストラとも共演する実力があるピアニストとのことだった。
「梶井さんが作曲された曲と現代ミュージックのカバー曲などを考えていますが、梶井さんからのご要望はありますか?」
「白鳥をいれてくれるかな」
―――白鳥。
思わず、梶井さんの顔を見た。
私の顔をみて微笑む。
「この曲を聴くたびに俺のことを思い出してもらえるようにね」
誰にとは質問されなかった。
私の顔を覗き込んでそのセリフを言っていたから。
「は、はい」
会議を進行していた先輩が顔を赤くしていた。
なんなのこの色気は。
わざわざシャツのボタン二つはずす必要あるっ!?
しかも、近いし。
「二人の思い出の曲だからね。奏花ちゃん」
「勝手に逢生の存在を抹消しないでください。逢生も一緒にいたでしょ!」
「そうだっけ」
覚えているくせにわざとらしい。