幼馴染は私を囲いたい!【菱水シリーズ②】
「今日、深月に奏花ちゃんのスカーフを渡したら固まっていたけど?で、その後、恵加ちゃんに誘われて二人で食事に行ったよ」
桑地さんと二人で?
でも、私に文句を言う資格はない。
だって、私も梶井さんと食事に行ったんだから。
梶井さんからスカーフを渡されて逢生は私のことをどう思った?
昨日の今日で逢生は私のことすごく嫌いになったんじゃないだろうか。
「深月も楽しんでいるだろうし、俺達も食事に行く?」
じわじわと広がる毒のようにその声は私の心を蝕んでいく。
毒だと言ったのは本当かもしれない。
彼の甘い言葉は弱った人間を絡めとる力がある。
梶井さんは私の髪を指ですく。
「深月は恵加ちゃんみたいな子が合うんじゃないかな」
胸が痛い。
どうしてそんなことを言うのだろう。
梶井さんは私を追い詰めていく。
じわじわと崖っぷちまで。
「奏花ちゃん。いこうか」
梶井さんは手を差し出した。
その手をとれば、きっと私は初恋の続きを楽しむことができる。
私が大人の恋で憧れていたような恋愛だろう。
それなのに今は違う気持ちでその手を眺めていた。
桑地さんと二人で?
でも、私に文句を言う資格はない。
だって、私も梶井さんと食事に行ったんだから。
梶井さんからスカーフを渡されて逢生は私のことをどう思った?
昨日の今日で逢生は私のことすごく嫌いになったんじゃないだろうか。
「深月も楽しんでいるだろうし、俺達も食事に行く?」
じわじわと広がる毒のようにその声は私の心を蝕んでいく。
毒だと言ったのは本当かもしれない。
彼の甘い言葉は弱った人間を絡めとる力がある。
梶井さんは私の髪を指ですく。
「深月は恵加ちゃんみたいな子が合うんじゃないかな」
胸が痛い。
どうしてそんなことを言うのだろう。
梶井さんは私を追い詰めていく。
じわじわと崖っぷちまで。
「奏花ちゃん。いこうか」
梶井さんは手を差し出した。
その手をとれば、きっと私は初恋の続きを楽しむことができる。
私が大人の恋で憧れていたような恋愛だろう。
それなのに今は違う気持ちでその手を眺めていた。