寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました
「気になってしょうがないことがあってさ」

 それは愛っ?
と美鳥は身を乗り出す。

「白神さんのストーカー? みたいな女の人のことなんだけど」

「あ~、そういう悩み?」
と美鳥は腰を下ろした。

「あの人と最後に話したとき」
「話したのっ?」

 ――直接対決っ?
 危ないじゃない!

 白神さんはなにをしてたの?

「なにか言いたいことがあったみたいなのに言わなくてさ。
 なんだったのかなーと思って。

 ずっと気になってるんだよね」

「……いや、ストーカーの言いたいことなんて放っておきなさいよ」
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