地味子には秘密があるらしい!
幼稚舎から一貫して白鳥に居ればまさに最強。
これが上流社会というやつか。恐ろしい。本当に恐ろしい。
軽く身震いするが、私の畏怖など露知らず。
彼は私たち二人の背中をグイグイと押す。
「さあさあ二人とも、入って入って!ここにはいっぱい楽しいものがあるよ!」
「いえ、でも寮の門限が……」
「僕も寮生だから、一緒に帰ればいいよ!あと寮の門限は20時までだよ!」
などと言われれてしまえば、言い訳ストックは尽きてしまい。
強制的な入室を断れず、ズルズルと連れて行かれる。
そしてそれからの数時間はあっという間だった。
ジュースを出され、ゲームをし、恭弥と喋り……
帰る頃にはすでに17時。
今日は12時に帰れる予定だったのに。
明日からは来ねぇ。絶対にもう金輪際この部屋には立ち寄ら
「また明日も来てくれる?」
「い、行かせていただきます……」
あれ、ピュアな瞳って武器だったっけか。
虹季に抗えなかった私は、一週間後もあの部屋に通い続けていた。
これが上流社会というやつか。恐ろしい。本当に恐ろしい。
軽く身震いするが、私の畏怖など露知らず。
彼は私たち二人の背中をグイグイと押す。
「さあさあ二人とも、入って入って!ここにはいっぱい楽しいものがあるよ!」
「いえ、でも寮の門限が……」
「僕も寮生だから、一緒に帰ればいいよ!あと寮の門限は20時までだよ!」
などと言われれてしまえば、言い訳ストックは尽きてしまい。
強制的な入室を断れず、ズルズルと連れて行かれる。
そしてそれからの数時間はあっという間だった。
ジュースを出され、ゲームをし、恭弥と喋り……
帰る頃にはすでに17時。
今日は12時に帰れる予定だったのに。
明日からは来ねぇ。絶対にもう金輪際この部屋には立ち寄ら
「また明日も来てくれる?」
「い、行かせていただきます……」
あれ、ピュアな瞳って武器だったっけか。
虹季に抗えなかった私は、一週間後もあの部屋に通い続けていた。