王子とシンデレラの執着愛
「あ…こ、これは……」
「やっぱりあなた、真龍目当てで来たのね」
「あ、でも!その…
奥様から旦那様を取ろうなんて………」
「は?
てか、何勘違いしてるの?
あなた程度の人は、真龍の視界にも入らないわ」
「………」
「真龍は100%、空愛以外の人を好きにならないわよ」
「………」
「たった数週間だけど、あなたにだってわかるんじゃない?
真龍の、異常なくらいの空愛への溺愛」
「それは……」
「まぁ…これから先、嫌でもわかるわ。
真龍、ほんと異常だから……!」
続けてアオナは、風松に「今日はもう帰ってもらって構わないわ」と言った。
「え?でも…」
「あなたはあくまでも“真龍と空愛の家政婦”
夕食は、今日は外食しようって話してるの。
葉瑠も来るから、四人で。
だからあなたはいいわ」
「はい、わかりました。
では、失礼します」
風松はアオナに頭を下げ、マンションを出たのだった。
その日突然の休みになり、風松は街をプラプラしてショッピングを楽しんでいた。
真龍と空愛家の家政婦業務は大変だが、その分給料が破格だ。
アオナに話した通り、風松は本当に“大変だが家政婦業務を楽しんでいた”
数時間後。
両手に紙袋を抱えて、風松が店から出てきた。
「美味しい物でも食べて帰るか!」
そう呟いて、歩きだした。
しばらく歩いていると、セダン車があるレストラン前で止まった。
運転席からスマートに男性が降りてきて、後部座席のドアを開けた。
するとそこから皐生、空愛、アオナが、助手席から葉瑠が降りてきたのだ。
「え……」
そしてレストランからオーナーらしき男性がでてきて、空愛達に丁寧に頭を下げていた。
空愛は恐縮している様子だったが、葉瑠達三人はそれが当たり前かのように男性に軽く手を上げていた。
四人が、レストランに入っていく。
風松は思わず、四人を追いかけるようにレストランに向かっていた。
「――――お客様。
こちらのレストランは会員の方か、紹介状がないと入れません」
「あ、で、ですよね…(笑)」
よく見ると、このレストランは黒北グループの会員制レストランだった。
風松は自嘲気味に笑って、その場を後にした。
「やっぱりあなた、真龍目当てで来たのね」
「あ、でも!その…
奥様から旦那様を取ろうなんて………」
「は?
てか、何勘違いしてるの?
あなた程度の人は、真龍の視界にも入らないわ」
「………」
「真龍は100%、空愛以外の人を好きにならないわよ」
「………」
「たった数週間だけど、あなたにだってわかるんじゃない?
真龍の、異常なくらいの空愛への溺愛」
「それは……」
「まぁ…これから先、嫌でもわかるわ。
真龍、ほんと異常だから……!」
続けてアオナは、風松に「今日はもう帰ってもらって構わないわ」と言った。
「え?でも…」
「あなたはあくまでも“真龍と空愛の家政婦”
夕食は、今日は外食しようって話してるの。
葉瑠も来るから、四人で。
だからあなたはいいわ」
「はい、わかりました。
では、失礼します」
風松はアオナに頭を下げ、マンションを出たのだった。
その日突然の休みになり、風松は街をプラプラしてショッピングを楽しんでいた。
真龍と空愛家の家政婦業務は大変だが、その分給料が破格だ。
アオナに話した通り、風松は本当に“大変だが家政婦業務を楽しんでいた”
数時間後。
両手に紙袋を抱えて、風松が店から出てきた。
「美味しい物でも食べて帰るか!」
そう呟いて、歩きだした。
しばらく歩いていると、セダン車があるレストラン前で止まった。
運転席からスマートに男性が降りてきて、後部座席のドアを開けた。
するとそこから皐生、空愛、アオナが、助手席から葉瑠が降りてきたのだ。
「え……」
そしてレストランからオーナーらしき男性がでてきて、空愛達に丁寧に頭を下げていた。
空愛は恐縮している様子だったが、葉瑠達三人はそれが当たり前かのように男性に軽く手を上げていた。
四人が、レストランに入っていく。
風松は思わず、四人を追いかけるようにレストランに向かっていた。
「――――お客様。
こちらのレストランは会員の方か、紹介状がないと入れません」
「あ、で、ですよね…(笑)」
よく見ると、このレストランは黒北グループの会員制レストランだった。
風松は自嘲気味に笑って、その場を後にした。