王子とシンデレラの執着愛
「皐生、俺はさ。
特定の相手を作んないだけで、人を好きになる気持ちはわかる。
でもお前は、人を好きになる気持ちわかってねぇ。
だから彼女が出来ても、すぐに別れる」
「うーん…そう?」
「でもお前。
今、ヤバいくらいに“空愛が好き”って表情してるぞ?」
「好き…かもね。
確かに。
こんな気持ち、初めてだし」
皐生が胸元の服を握りしめた。
「だから、もう一度言う。
“空愛はやめとけ”」
「わかってるよ。大丈夫」
微笑んだ皐生。
しかし葉瑠は、心をざわつかせていた。
個室に戻ると、アオナしかいない。
「空愛は?」
「ん?電話!
王子から(笑)」
「そうか(笑)」
葉瑠が笑う。
皐生は席に座り、ワインを飲み干す。
そして「トイレ」と言って、個室を出ていった。
用を済ませ、空愛を探す。
すると公衆電話の前で、電話をしていた。
「…………うん、うん、私も…///////」
『あ、もうそろそろ行かなきゃ!』
「…………あ、そう…だね…」
『ごめんね、寂しいよね?
元々は、俺が出張なんか行かなきゃ良かったのに、どうしても断れなくて……』
「ううん!大丈夫!明日会えるから!
真龍さんが帰ってくるまで待ってる!
本当は日曜日の朝に帰る予定だったのに、わざわざ切り上げて帰ってきてくれるんだもん!」
『当たり前でしょ!空愛に会うためなら、一分でも早く帰るよ!
あ!あと、ちゃんと寝ててね?
帰り着くの、夜中になるから』
「ううん!起きて待ってる!
ちゃんと、おかえりなさいって言いたい!」
『………はぁ…』
「え?え?
あ、ウザかったかな?
じゃ、じゃあ、やっぱり先に休むね!」
『は?違うよ。
空愛があまりにも可愛いこと言うから、好きすぎて苦しくなってた…!(笑)
もう!可愛すぎ!!
益々早く会いたくなる!
でも、無理はしないでね?
無理をするのは、俺の本意じゃないから。
眠くなったら寝ること!約束して?』
「わかった!」
『大丈夫。
目を覚ましたら、俺は必ず傍にいるから』
「うん//////」
皐生は、通話中の空愛に見惚れていた。
「真龍、いいなぁ…」
ポツリと呟く。
『今、ヤバいくらいに空愛が好きって表情してるぞ!』
葉瑠の言葉が蘇った。
皐生はハッとして、頭を横に振った。
そして空愛に近づき「そろそろ帰ろう!」と声をかけた。
特定の相手を作んないだけで、人を好きになる気持ちはわかる。
でもお前は、人を好きになる気持ちわかってねぇ。
だから彼女が出来ても、すぐに別れる」
「うーん…そう?」
「でもお前。
今、ヤバいくらいに“空愛が好き”って表情してるぞ?」
「好き…かもね。
確かに。
こんな気持ち、初めてだし」
皐生が胸元の服を握りしめた。
「だから、もう一度言う。
“空愛はやめとけ”」
「わかってるよ。大丈夫」
微笑んだ皐生。
しかし葉瑠は、心をざわつかせていた。
個室に戻ると、アオナしかいない。
「空愛は?」
「ん?電話!
王子から(笑)」
「そうか(笑)」
葉瑠が笑う。
皐生は席に座り、ワインを飲み干す。
そして「トイレ」と言って、個室を出ていった。
用を済ませ、空愛を探す。
すると公衆電話の前で、電話をしていた。
「…………うん、うん、私も…///////」
『あ、もうそろそろ行かなきゃ!』
「…………あ、そう…だね…」
『ごめんね、寂しいよね?
元々は、俺が出張なんか行かなきゃ良かったのに、どうしても断れなくて……』
「ううん!大丈夫!明日会えるから!
真龍さんが帰ってくるまで待ってる!
本当は日曜日の朝に帰る予定だったのに、わざわざ切り上げて帰ってきてくれるんだもん!」
『当たり前でしょ!空愛に会うためなら、一分でも早く帰るよ!
あ!あと、ちゃんと寝ててね?
帰り着くの、夜中になるから』
「ううん!起きて待ってる!
ちゃんと、おかえりなさいって言いたい!」
『………はぁ…』
「え?え?
あ、ウザかったかな?
じゃ、じゃあ、やっぱり先に休むね!」
『は?違うよ。
空愛があまりにも可愛いこと言うから、好きすぎて苦しくなってた…!(笑)
もう!可愛すぎ!!
益々早く会いたくなる!
でも、無理はしないでね?
無理をするのは、俺の本意じゃないから。
眠くなったら寝ること!約束して?』
「わかった!」
『大丈夫。
目を覚ましたら、俺は必ず傍にいるから』
「うん//////」
皐生は、通話中の空愛に見惚れていた。
「真龍、いいなぁ…」
ポツリと呟く。
『今、ヤバいくらいに空愛が好きって表情してるぞ!』
葉瑠の言葉が蘇った。
皐生はハッとして、頭を横に振った。
そして空愛に近づき「そろそろ帰ろう!」と声をかけた。