王子とシンデレラの執着愛
私達の住んでいるマンションは、マンションのエントランスを出るとすぐに階段がある。
それを降りようした私の手を、広瀬さんが掴んできた。
『え……』
私はびっくりして、咄嗟に振りほどく。
その反動で、バランスを崩し…………
そのまま、階段を転げ落ちた。
意識がなくなって、目を覚ますと………
両親と真龍さんが心配そうに、私の顔を覗き込んでいた。
『空愛!!!
わかる!?ここ、病院だよ!?』
私は声がうまく出なくて、ゆっくり頷いた。
『空愛、ごめんね!
何も気づいてあげられなくて……ごめん!!』
『え……』
すると、母が言った。
『空愛。
“全て”真龍くんに話したの』
私は、広瀬さんとの関係を母にだけは話していた。
でも“絶対に誰にも言わないで”と釘をさして。
『ママも反省してる。
空愛に反対されても、早く真龍くんに言うべきだったわ。
そうすれば、こんなことには……』
ポロポロ涙を流し、私の頭を撫でる母。
そして父が、重い口を開いた。
『左目の横に、大きな傷を負っててな…
かなり深い傷で、その傷は消えないのだそうだ…
左目も、徐々に見えなくなる可能性があるそうだ』と。
そして後から聞いた話だが、その事で父が怒り、真龍さんに“離婚してくれ”と伝えたらしいのだ。
この先、娘が傷つくのを見たくない。と言って。
でも真龍さんは………
『それだけは、考え直していただけませんか!?
もう二度と空愛さんを傷つけないって誓います!
彼女は、僕の全てなんです!
お願いします!!
僕に、もう一度だけチャンスをください!』
そう言って、両親に土下座をしたそうなのだ。
それから真龍さんの過保護に、拍車がかかった。
そうでなくても真龍さんは過保護な人で、どこか寂しがり屋な人だった。
何処に行くにもついて来て、ついには葉瑠さんや皐生さん、アオナさんに命令に近い形でお願いをして、常に私は誰かといる生活になった。
そして今日も………
真龍さんは私の左目の横の傷痕を優しく撫でながら「空愛は綺麗だね…それに、凄く可愛い…!」と呟いて私を愛でている。
それを降りようした私の手を、広瀬さんが掴んできた。
『え……』
私はびっくりして、咄嗟に振りほどく。
その反動で、バランスを崩し…………
そのまま、階段を転げ落ちた。
意識がなくなって、目を覚ますと………
両親と真龍さんが心配そうに、私の顔を覗き込んでいた。
『空愛!!!
わかる!?ここ、病院だよ!?』
私は声がうまく出なくて、ゆっくり頷いた。
『空愛、ごめんね!
何も気づいてあげられなくて……ごめん!!』
『え……』
すると、母が言った。
『空愛。
“全て”真龍くんに話したの』
私は、広瀬さんとの関係を母にだけは話していた。
でも“絶対に誰にも言わないで”と釘をさして。
『ママも反省してる。
空愛に反対されても、早く真龍くんに言うべきだったわ。
そうすれば、こんなことには……』
ポロポロ涙を流し、私の頭を撫でる母。
そして父が、重い口を開いた。
『左目の横に、大きな傷を負っててな…
かなり深い傷で、その傷は消えないのだそうだ…
左目も、徐々に見えなくなる可能性があるそうだ』と。
そして後から聞いた話だが、その事で父が怒り、真龍さんに“離婚してくれ”と伝えたらしいのだ。
この先、娘が傷つくのを見たくない。と言って。
でも真龍さんは………
『それだけは、考え直していただけませんか!?
もう二度と空愛さんを傷つけないって誓います!
彼女は、僕の全てなんです!
お願いします!!
僕に、もう一度だけチャンスをください!』
そう言って、両親に土下座をしたそうなのだ。
それから真龍さんの過保護に、拍車がかかった。
そうでなくても真龍さんは過保護な人で、どこか寂しがり屋な人だった。
何処に行くにもついて来て、ついには葉瑠さんや皐生さん、アオナさんに命令に近い形でお願いをして、常に私は誰かといる生活になった。
そして今日も………
真龍さんは私の左目の横の傷痕を優しく撫でながら「空愛は綺麗だね…それに、凄く可愛い…!」と呟いて私を愛でている。