王子とシンデレラの執着愛
黒北グループ御用達の旅館。
全ての部屋が庭付きの離れで、露天風呂付き。
更に部屋食なので、他の宿泊客と一切会わずにくつほげる特別な宿泊施設である。
有名人もお忍びで来たりするらしく、真龍曰く『伯父がよく、不倫旅行で使ってたんだよねー(笑)』と笑っていた。
自宅マンションから約1時間程で着いて、部屋に向かった真龍と空愛。
「わぁ…広い…!」
広い平屋のような、離れの部屋。
庭には露天風呂があり、もちろん源泉かけ流しだ。
「素敵…//////」
感激している空愛。
真龍が「気に入ってくれた?」と言って、後ろから包み込んだ。
「うん!
黒北グループ御用達だから、きっと素敵なんだろうなとは思ってたけど……
想像以上だった(笑)
さすが、真龍さん一押しの旅館だね!」
「フフ…良かった!
じゃあ…どうしようか?
早速、露天風呂入る?
それとも、部屋で寛ぎながらたくさん話をしようか?」
「外、行ってみたいな!」
「うん、もちろん良いよ!」
手を繋いで、ゆっくり歩きながら散歩する。
「暑いけど、景色も素敵だね!」
「うん!」
「ん?向こうに行ったら、鯉のエサやりだって!」
「行ってみる?」
「良い?」
「もちろん!」
離れから少し離れた所の広い庭。
そこに大きな池があり、たくさんの鯉が優雅に泳いでいた。
“ご自由にどうぞ!”と書かれた看板の前に大きな籠があり、鯉のエサが入れ物に入っていた。
一つ取って、二人でエサやりを楽しむ。
「………すっごい食いつきだね(笑)」
凄い勢いで群がり、エサに食いつく鯉達。
空愛がクスクス笑っていると、真龍が「人間もこんな感じだよね」と冷たい声色で言った。
「え……真龍…さん?」
「“黒北”って名前に群がる鯉。
俺の名前ばっかに群がって、俺の本質を見ないクズ」
「………」
真龍があまりにも恐ろしくて、空愛は思わず寒気がしていた。
全ての部屋が庭付きの離れで、露天風呂付き。
更に部屋食なので、他の宿泊客と一切会わずにくつほげる特別な宿泊施設である。
有名人もお忍びで来たりするらしく、真龍曰く『伯父がよく、不倫旅行で使ってたんだよねー(笑)』と笑っていた。
自宅マンションから約1時間程で着いて、部屋に向かった真龍と空愛。
「わぁ…広い…!」
広い平屋のような、離れの部屋。
庭には露天風呂があり、もちろん源泉かけ流しだ。
「素敵…//////」
感激している空愛。
真龍が「気に入ってくれた?」と言って、後ろから包み込んだ。
「うん!
黒北グループ御用達だから、きっと素敵なんだろうなとは思ってたけど……
想像以上だった(笑)
さすが、真龍さん一押しの旅館だね!」
「フフ…良かった!
じゃあ…どうしようか?
早速、露天風呂入る?
それとも、部屋で寛ぎながらたくさん話をしようか?」
「外、行ってみたいな!」
「うん、もちろん良いよ!」
手を繋いで、ゆっくり歩きながら散歩する。
「暑いけど、景色も素敵だね!」
「うん!」
「ん?向こうに行ったら、鯉のエサやりだって!」
「行ってみる?」
「良い?」
「もちろん!」
離れから少し離れた所の広い庭。
そこに大きな池があり、たくさんの鯉が優雅に泳いでいた。
“ご自由にどうぞ!”と書かれた看板の前に大きな籠があり、鯉のエサが入れ物に入っていた。
一つ取って、二人でエサやりを楽しむ。
「………すっごい食いつきだね(笑)」
凄い勢いで群がり、エサに食いつく鯉達。
空愛がクスクス笑っていると、真龍が「人間もこんな感じだよね」と冷たい声色で言った。
「え……真龍…さん?」
「“黒北”って名前に群がる鯉。
俺の名前ばっかに群がって、俺の本質を見ないクズ」
「………」
真龍があまりにも恐ろしくて、空愛は思わず寒気がしていた。