王子とシンデレラの執着愛
真龍さんに抱かれていると、私はとても安心する。

あぁ、私は愛されてる…!って思えるから……

真龍さんの“可愛い”や“大好き”とか、真っ直ぐな視線、キスや愛撫……全てに愛情は感じている。

でもやっぱり私は……

真龍さんは“私の左目横の傷痕に縛られてる”と思っている―――――――


「――――空愛…いれるよ…
…………ん…空愛…空愛…好き、大好きだよ…!」

繋がって……真龍さんが気持ち良さそうに顔を歪ませて、私の名を愛おしそうに呼ぶ。

「ん…ぁ…私も…
真龍さん、好き…//////」
見上げて、真龍さんの頬に触れると、その手に真龍さんがキスをした。

「フフ…
はぁ…可愛い…可愛いなぁ…
…………空愛、俺の首に掴まって?
起こすよ?ちゃんと掴まっててね?」

グッと強い力で起こされ、繋がったまま真龍さんの膝の上に座った。

「んん…なんか…これ……//////」

「気持ちい?」

「……//////」

「フフ…でも、こうやって…ギュッて抱き締めたら……
本当に一つになった気がしない?」

真龍さんに抱き締められ、私も真龍さんに抱きついた。
お互い裸だからか、いつもよりはっきり真龍さんを感じられた。

「………幸せ…」

思わず呟くと、真龍さんが嬉しそうに笑って「俺も!」とキスを繰り返した。

真龍さんとのエッチは、いつも激しめだ。
なので私はいつもぐったりしてしまい、そのまま眠ってしまう。

今日も真龍さんの腕枕で、抱き締められ頭を撫でられると一気に眠気に襲われた。

「…………おやすみ、空愛…」

真龍さんの心地よい声と、おデコへのキスを最後に意識がなくなった。


「――――――………ん…」

『………っと、待ちなさいよ!!』

え……?
なんで、広瀬さんが…?

『待ちなさいってば!!!』

手首を凄い力で掴まれる。

嫌……!!!!

身体が反転する。

え…………

ガン!!!と左目横に凄まじい衝撃と、鋭い痛みを感じた。

……………
…………………―――――――


「……っあ…っ…!!」

ガバッと起き上がった。
息切れが凄くて、肩で息を繰り返した。

「…………あれ?
………ゆ、夢………?」

隣を見ると、真龍さんが綺麗な顔で眠っている。

「夢か……
良かった……」

私は真龍さんを起こさないように布団を出て、洗面所へ向かった。


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