リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜




…イヤイヤ、それは関係無いとして、アポ無しで突撃してきてああいう絡み方をする人間なんて、実際は局の人とは無関係のどうでもいい輩なんだろうな。




私はつい、軽蔑の眼差しを向けてしまう。




だけど、お姉さんが困り果てている事に気づいたらしき警備員さんがゆっくりと近づいてくると、オッサンはチッと舌打ちしてその場を離れた。




私は気を取り直してラウンジの方に向かうけど、どうやらそのオッサンもこちらを目指して歩いてくるっぽい。




「………………。」




まさか私に絡んでくるなんて事は無いとは思うけど、正直不快感はある。





「ロケの中止が決まったのが先々週の火曜日なのに、なんで俺に連絡よこすのが昨日なんだよ?丸々二週間も経ってるだろうが…!」




はっきりと聞こえる程度の大きさの声でオッサンの愚痴が私の耳に届く。



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