リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜
────────
「寧音ちゃんはさ、頭の回転が速いよね〜!ぶっちゃけオレがひとりで企画考えて喋って動画まわせって言われたら無理だわ。」
宮敷さんは三番目にフォーカスするメンバーに寧音を指名し、あいも変わらず私達メンバーを持ち上げてくれる姿勢。
「アレって私はただ楽しいからやってるんですよぉ。仕事って感じじゃないや。う〜ん、でもひとりだとツッコミ入れてくれる人欲しいなって思う時、あるかなぁ…?」
寧音は意味ありげな上目遣いの笑みを浮かべた視線を、宮敷さんに向かって送る。
「お!もしやコレはっ。新たな仕事のご指名ってこと!?寧音ちゃんが言うんならぜひ喜んで!って言いたいとこだけど、でも、そうなるとリーダーの朱理さんがヤキモチ焼いちゃうかも…、」