リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜
「それは無いんで、どうぞノーギャラでよろしくお願いします!…っていうか私リーダーじゃないんだってば。何度言えばわかるんですか?」
なんで宮敷さんは私がリーダーっていうとこにこだわるのか…。
もちろん、今後は私がリーダーをやるんだって心の中では決めているけど、それは“今”を乗り越えた時。
「朱理はヤキモチ焼くほど誰かに関心無いんです。私にも他のメンバーにも。今ここに居る誰に対しても。…だってそのくらいドライですから!」
ん?
なんだか寧音の語気が妙に強いと感じた。
冗談にしては。
でも、持ち前(?)の気の強さを前面に出して、ここで自分のキャラ立ちを意識しているだけのようにも思える。
「へっ…?あ、う、うん。そう…そうかな?そうかもしれないね〜。」
宮敷さんも寧音の口からこういうセリフが出てくるとは思っていなかったらしく不思議そうな目で寧音を見つめ、言葉を詰まらせながら同意する。