リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜




「ウフフ。私、オファーして頂けるなら全力でやりますよ〜。」





そう言って声を弾ませる寧音は間違いなく喜んでいるし、さっきのムキになっている時の態度とは打って変わって感じがいい。






なんだ、別にどうしても自分の歌を披露したいとかじゃなかったんだ…。





なんだか釈然としない思いは残っているものの、取り敢えず懸念していた事が私の見当違いであるならそれで良かったと思った。









「───うん!それじゃここでいつもの占いコーナー!いってみようか!」





この占いコーナーの時間は週替りでひな壇の女の子が毎週のホロスコープの運勢を各星座ごとに一人ずつ伝えていく、僅かながらも自分をアピールできるチャンスの時間。





だからこの時ばかりは、スタジオに構えられた2台のカメラが両方、ともにひな壇の方に向けられる。



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