クズ彼氏の甘く危険な呪縛
私は、レオくんにとって……どういう存在?
聞きたいことはたくさんあった。
なのに、喉が詰まって言葉にならない。言いたいことが胸の奥に溜まって、息が苦しかった。
「レオくん……わたしのこと、”あいしてる”?」
気づいたら聞いていた。
私の目元を舐め上げて、レオくんは小さく笑った。
「当たり前じゃん。ヨリのこと、世界で一番愛してるよ」
嘘か、本当か、もうそんなこともわからない。
でも……私は小さく頷いた。
「……う、ん」
愛されてるなら――いいや。
だって、私、レオくんに愛されてなきゃ……生きていけないもんね。
ずきりと痛む胸を、心臓を、心を……丸ごと飲み込んで、静かにまぶたを閉じた。
これが、私の「幸せ」なんだよね……?