天つ風よ言の葉さえ   この想いは十六夜に

一新選組

とりあえずここがどこなのか知ることから始めなければ、、、

スッスッスッ

あれ?肌触りがなんか、、、

「?、、、嘘でしょう、、、」

よく見ると、自分の服が制服から袴に変わっているではありませんか。

意味がわかりませんし分かりたくありません、、、。

「ハァ〜、仕方ありませんし進みましょうか」

スッスッスッ ひらけてきました

「、、、アッレ〜オカシイデスネ、、?」

そこは見渡す限り、教科書で見たような長屋や町屋ばかりです。

「映画村ですよね!ウンッキットソウデス」

とりあえず行ってみますか。

トントン
「ニコッ お嬢さん、ちょっと聞いてもいいですか?」

「ポッ へぇ!何でしょ?」

「ここは何処かと、今の年号と日付を教えて欲しいのです」

「へぇ、ここは京で、今は文久3年3月24日どすえ?」

「⁉︎、、そうですか助かりました。ありがとう」

「(//∇//)へぇ、お気になさらず!」

お姉さんと別れた後、私はショックで倒れそうになりました

だって、約160年前にタイムスリップしたんですよ!

そうなりますよ、、、。

私は甘く見ていたんです。この時代の危険さを。

自分の世界に入りながら歩いていたら、事は起きたました。

ドスッ ズサァ〜 

「いって〜な〜」

「どうしてくれるんだよ!このガキがっ」

「落とし前つけるんだろうなぁ?坊主」

「はい?」

状況を説明しますと、男3人組のうちの1人とぶつかり、私が倒れました。
こちらにも非はありますが、そっちも酔って千鳥足を踏んでいたというのに。
挙句、私のことを男だと思っているようですね?
まぁそちらの方が動きやすいかもしれませんね、、、

「私にも非はありますが、全て私が悪いというのには納得できかねますね(冷笑)」

「「「ビクッッッッッ」」」

「は、はぁ?舐めた口き、聞いてんじゃねえぞ!」

「あ、あぁ‼︎舐めてんとつ、つっ潰すぞ!」

「そうだそうだ‼︎わ、わかってんのか⁉︎」

「クスッ 五月蝿いゴミですね。少し黙りましょうか?」

「「「ヒッッッッ」」」

スチャ

「おや?刀を使うんですね?」

「お?ビビってんのか?」

「ザマァないな!お前みたいな異端者、死んだとしても誰も悲しまないだろ‼︎」

「気持ち悪いもんな〜‼︎」

「はぁ、痛い目見てもらうしかありませんね?クスッ」

スッ トスッ グキッ ボキッ

「バンバン 口ほどにもありませんね? ボソッ愚かですね」

「わぁ〜〜凄いですね!」

バッ

気配を感じませんでした。何者でしょ、、、⁉︎

あの羽織はまさか、、、‼︎

「あっ!名乗っていませんでしたね!僕の名前は沖田総司です!」

、、、ははは、ここまで来るともはや笑えてきます。

「私の名前は、水無月宵です。」

「宵、綺麗な名前ですね!」

「ありがとうございます。」

「あっ!この人たち回収しますね〜!」

「お願いします。では、これで失礼します。」

パシッ

ほんの一瞬、目が変わりましたね?

疑われているのか、、、。

「すみませんが一緒に来てもらえませんか?」

「理由をお伺いしても?」

「状況説明をお願いしたくて〜」

「、、、承知しました。」

変わらず穏やかな口調ですが、有無を言わさないその圧に負けてついて行くことにしました。

せっかくです。歴史を変えてみましょうか?












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