月夜の砂漠に紅葉ひとひらⅡ【完】
「クレハ……」
ヘサーム王子が、私の瞳をじーっと見つめた時だ。
「ヘサーム王子。そこまでにして頂こうか。」
鞘に収まった刀が、ヘサーム王子の肩に乗っている。
そのヘサーム王子の後ろにいたのは……
「ジャラールさん!!」
ヘサーム王子は私から手を離し、後ろを向いた。
「クレハは、私の者だと申したはずです。からかうのは止して下さい。」
「はて。からかってはいないのだが。」
肩と肩を合わせて、お互い睨みあっている。
「だとしたら、余計クレハに近づかないで頂きたい。」
「それもどうかな。」
するとジャラールさんは、刀に手を掛けた。
「ジャラールさん!」
私は立ち上がって、ジャラールさんとヘサーム王子の間に入る。
するとそこへ、タンナーズさんが戻ってきた。
「えっ?どうしたのです?」
両手にお盆を持ちながら、私達3人の食事を持って来てくれた。
私が黙っていると、ヘサーム王子はどこかへ行ってしまった。
ヘサーム王子が、私の瞳をじーっと見つめた時だ。
「ヘサーム王子。そこまでにして頂こうか。」
鞘に収まった刀が、ヘサーム王子の肩に乗っている。
そのヘサーム王子の後ろにいたのは……
「ジャラールさん!!」
ヘサーム王子は私から手を離し、後ろを向いた。
「クレハは、私の者だと申したはずです。からかうのは止して下さい。」
「はて。からかってはいないのだが。」
肩と肩を合わせて、お互い睨みあっている。
「だとしたら、余計クレハに近づかないで頂きたい。」
「それもどうかな。」
するとジャラールさんは、刀に手を掛けた。
「ジャラールさん!」
私は立ち上がって、ジャラールさんとヘサーム王子の間に入る。
するとそこへ、タンナーズさんが戻ってきた。
「えっ?どうしたのです?」
両手にお盆を持ちながら、私達3人の食事を持って来てくれた。
私が黙っていると、ヘサーム王子はどこかへ行ってしまった。