痛くしないで!~先生と始める甘い治療は胸がドキドキしかしません!~
目覚めたときには横に三嶌がいなかった。カーテンからは眩しい白い光が差し込んで寝起きの百合の瞼には刺激が強すぎる。
(ん……目が開けられない――)
「百合? 起きた?」
甘い低音ボイスのした方に視線を送る。うっすらと目を開けると日差しよりも眩しい微笑みで三嶌が寝室に入ってきた。
「おはよう」
抱きしめられてこめかみに耳に、頬に、首筋にとくちびるが触れてくる。
「せ、せんせい……」
「百合はいつになったら名前で呼んでくれるの。もう百合の治療は終わっているのに」
「そ、そうだけど……」
「かわいい」
ちゅ、ちゅっと鎖骨に肩にとくちびるがどんどん落ちてくる。
「百合の肌は本当に白いね。かわいい、ねぇ、首筋はつけちゃダメ?」
「だ、だめ!!」
体中につけられた紅い刻印が消えることはない。消えそうになると新しく付けられて、百合の肌の服で隠される部分は三嶌によって真っ赤に染められていた。
(ん……目が開けられない――)
「百合? 起きた?」
甘い低音ボイスのした方に視線を送る。うっすらと目を開けると日差しよりも眩しい微笑みで三嶌が寝室に入ってきた。
「おはよう」
抱きしめられてこめかみに耳に、頬に、首筋にとくちびるが触れてくる。
「せ、せんせい……」
「百合はいつになったら名前で呼んでくれるの。もう百合の治療は終わっているのに」
「そ、そうだけど……」
「かわいい」
ちゅ、ちゅっと鎖骨に肩にとくちびるがどんどん落ちてくる。
「百合の肌は本当に白いね。かわいい、ねぇ、首筋はつけちゃダメ?」
「だ、だめ!!」
体中につけられた紅い刻印が消えることはない。消えそうになると新しく付けられて、百合の肌の服で隠される部分は三嶌によって真っ赤に染められていた。