隠れ美少女とクール系男子
変なやつ 【side 翔】
俺は天城 翔。
自分の容姿のせいで、女にまとわりつかれ、女にトラウマを植え付けられ、俺は女子嫌いになった。
だが、今日は他のやつらとは違う女に出会った。
いつも通り学校に行くといつも通り女どもに囲まれた。
鬱陶しかったので、睨みをきかせようと思ったとき、視線を感じて顔を上げた。
壁に隠れるようにこちらを見ている……というか観察をしている。目が合うと慌てて何処かに行ったが見たことがない顔だった。
先輩かとも思ったが、俺と同じリボンの色が1年を表す赤だったので違うようだ。
でも、女子が俺に近づいてこないのはあいつが初めてだ。自分で言ってもなんだが、顔が整って女子に囲まれてしまう。だから自分の顔が嫌いなのだ。
だからといってそいつが特別気になるわけではないが。
改めて女たちを睨み、早々にその場から離れる。
俺がいま向かっているのは教室ではなく旧校舎の方だ。教室に行っても女がうるさいし。
自分の容姿のせいで、女にまとわりつかれ、女にトラウマを植え付けられ、俺は女子嫌いになった。
だが、今日は他のやつらとは違う女に出会った。
いつも通り学校に行くといつも通り女どもに囲まれた。
鬱陶しかったので、睨みをきかせようと思ったとき、視線を感じて顔を上げた。
壁に隠れるようにこちらを見ている……というか観察をしている。目が合うと慌てて何処かに行ったが見たことがない顔だった。
先輩かとも思ったが、俺と同じリボンの色が1年を表す赤だったので違うようだ。
でも、女子が俺に近づいてこないのはあいつが初めてだ。自分で言ってもなんだが、顔が整って女子に囲まれてしまう。だから自分の顔が嫌いなのだ。
だからといってそいつが特別気になるわけではないが。
改めて女たちを睨み、早々にその場から離れる。
俺がいま向かっているのは教室ではなく旧校舎の方だ。教室に行っても女がうるさいし。