王子と姫の溺れる愛
「メグ」

「……/////」

「メグ、こっちおいで?」

「……/////」

「そんな離れてたら、触れないでしょ?」

大きな湯船の端の方で小さくなっている、芽梨。
琉王が近づくと反対に離れる。
近づくと離れるを繰り返していた。

「だ、だって…恥ずかしくて…//////」

「でも、夫婦でしょ?」

「……//////」

「メグ」

「はい…//////」
恐る恐る近づいた。

「手、繋ごう?」

「はい//////」
琉王が手を出してきて、その手を握った。

「メグ」

「はい//////」

「今日、初夜でしょ?」

「はい//////」

「メグを抱きたい。
いい?」

「……//////」
ゆっくり頷いた、メグ。

「ありがとう!
じゃあ…上がろうか」

「はい//////」

湯船を出て、琉王が芽梨の身体を拭きバスタオルを巻く。
自身も拭いて、腰にタオルを巻いた。

「館花はいないし、このまま行こうね」

手を繋いで、寝室に移動した。


ベッドに向かい合って座り、琉王が芽梨の頬に触れる。
芽梨は照れながらも、真っ直ぐ琉王を見つめた。

「メグ、綺麗…//////」

「琉王さんこそ//////」

琉王の顔が近づいて、口唇が重なって、そのままベッドに倒れた。

琉王の口唇が、芽梨の身体に落ちていく。
「メグ、心臓凄い早い…」

「なんか…初めての時みたいに、緊張しちゃって…//////」

「そっか(笑)
あの時も、可愛かったもんね!」

再度琉王のキスが身体に落ちて、芽梨がシーツを握りしめて甘い声が出る。

「メグの身体は、細いのに柔らかくて気持ちいい……!」

「……//////
恥ずかしいので、あまり見ないでください/////」

「じゃあ、メグが僕を見て?
隠さないで?」

琉王を見上げた。
「……//////」
目が合うと、ふわりと微笑んだ琉王。

琉王の額にうっすらと浮かぶ汗でさえ、美しい。

「ん?メグ?」
琉王が優しく芽梨の頬に触れた。

「好き…琉王さん」

「//////僕も、大好きだよ!」

「好き/////」

「うん、僕も!」

「好き好き好き好き!」

「フフ…メグ、ダメだよ//////
あんまり言われると、止まらなくなる/////
メグを無茶苦茶にしてしまう…/////」

「良いですよ//////」

「え?め、メグ?」

「琉王さんなら、良いです//////」

その瞬間琉王の顔が真っ赤になって、食いつくように芽梨の口唇を塞いだ。


< 11 / 41 >

この作品をシェア

pagetop