王子と姫の溺れる愛
「ん?これは?」

「琉王さんへの、プレゼントです」

「え!?
何、この嬉しい響き!
フフ…ありがとう!!」
嬉しそうに受け取る、琉王。
そして「帰ったらすぐに開けるね!」と芽梨の頭を撫でた。

芽梨も微笑み返し、そのために講義終了後デパートに行ったこと、その時に恵也と会って、アドバイスを受けたことを話した。

「恵也さんにアドバイスは受けましたが、選んだのは私です。
恵也さんも“芽梨さんがちゃんと選んであげないと意味がない”って言ってくださったので。
だ、だからその…
誓って、琉王さんを裏切るようなことはしてません!」

「わかってるよ。
大丈夫。
メグは嘘がつけないし、そもそもメグのことを信じてるから!
そっか!
僕のために、こんな時間までプレゼント選んでくれたんだね!
フフ…嬉しい!ありがとう!」

自宅に帰り着き、早速琉王がプレゼントを開けた。
「おっ!
名刺入れと…キーケースかな?
フフ…
わ!メッセージカードまである〜!」

【琉王さんへ♡
いつまでも、私だけの旦那様でいてください!
大好きです!
芽梨♪】

琉王は、そのメッセージカードを大事そうに両手で包のむ。
「ありがとう!
本当に、嬉しいよ……!」

「フフ…喜んでいただけて、私も嬉しいです!」

「………」
微笑む芽梨をうっとりと見つめる、琉王。

「ん?琉王さん?」

「ねぇ…メグ」

「はい」

「抱いてい?」

「……//////え!?/////」

唐突で、ストレートな言葉。
芽梨の顔や耳が、みるみる赤くなっていく。

「ね?
はい、ベッド行くよ!」

「で、でも、まだお食事も何も終わってない…」

「館花」

「はい。
夕食、後から温められるようにしておきます」

「ん、よろしく」

「かしこまりました」
丁寧に頭を下げる館花。

「………」
(え……どうしてわかるの?)

芽梨が切なく館花を見つめていると、琉王に抱き上げられ、あっという間に寝室に連れて行かれた。


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