ダイヤモンド

第八章



 もう駄目かもしれないと思った。

その時だった。

「浜松さん!聞こえますか?」

もう駄目かもしれないと思った時、「梶…?呼んだ?」で、目を覚ます私は馬鹿かもしれないと思い、主人を呼んで…と思いながらも目を閉じてた。

私が、馬鹿だったんだと思う。

キスされた予感…。きっと…人工呼吸ってやつだよ…

奥さんも泣いたよ…きっと…。

そう思って人工呼吸は、私が公安警察になった時に止めたが、警察が言う人助けの為の人工呼吸って信じない方が身の為よ。あまり良い噂は聞かないから。信じない方がいいやつよ。

「あぁー、アキラさんって方が見てます。どこから飛んできたんですか?」

「米倉涼子さんの過去生を持つことになる未来で」と聞こえた時だった。

私の事だと思い、しがみついた。

「たかゆき」だと信じて…。

「馬鹿。酒に酔ってるのか」と言われた。

このことは、適当に弁当屋さんに引っ掛けといた。

本当は、梶だった。

「(助けてくれてありがとう)」と、言うべきだった。

次の日。

還らぬ人となって現れた。
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