ダイヤモンド

第四章



 いつも一緒だった。

いつも一緒だからこそ笑えた。

一緒だった母が還らぬ人となった。

歌詞に書いてきた。

私の歌詞だった。

盗まれて違う人がその間歌ったとされた。

私に似たあの人…顔も名前までも似てた…本名の方が…。実妹だった。

その間、私がテレビに出る予定だった。

その間、実妹に監禁されていたが、過去生の過去生が実は、テレビに出ているの。

だから、無害なの。

「どんな時でも」と、母の夢を見るようになったのは、この時だった。

「母は、根気強く」と、意気込んでいるのが、母で、父は、「こんな感じで〜」が通じる相手だった。

二人共警察をしていた。

しかも国家の方の。列記とした方の。

私の過去生もそんな感じだったらしい…

でも…

記憶を失った。

致命的だった。

「浜松さん、聞こえますか?浜松さん!」

「こちら救急氏名氏…聞こえますか?」

母が掛けたとされる電話。

そこから全てが始まった。

母との戦いだった。

私を車で引いたのが実妹。

実妹に車で引かれる等何故起こったのか。はたまた何故私だったのか。事件の真相は、分かっていない。

何故って?

私が揉み消したから。

実妹に車で引かれるなんて……

なんて滑稽な話なのかっていう話。

しかも実妹はわざと引いたという…。

怖すぎてこの話は、言えなくなったらしい…警察でも怖がるくらいの事態が起きたの。

2歳で殺人を行ったのが妹の方。

当時29歳ってことになってるやつよ。

情報は、記憶から。勿論、過去生のね。

警察の署に情報があるらしい…。2歳で…というお話の方よ。検察として働いた時にちょっと小耳に挟んだというか、目撃した。

ある事がきっかけで…。

たかゆき奪還後、無事に公安警察に戻った。

私って最強だと思ったわ。

誰にもバレなかったんだから。

まぁ、スパイではないのよ。

厳密的にはね…。

まぁ、正規で行く私だからね。

きっと…伝わらなくて恨み持たれてる…それくらい分かるものよ。

きっとね…
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