スターリーキューピッド
ちょっぴり恥ずかしい気持ちになりながらも、店内に入り、奥に進む。
すると、12星座の絵が描かれた付箋を見つけた。
ピンク、緑、黄色、水色の4種類が台紙にくっついていて、形も長方形と、使い勝手が良さそう。
「付箋も可愛いな」
「せっかく遠出したんだし、自分へのお土産に買おうかなって。明吾もそれ買うの?」
「うん。ひび割れたから新しいやつに替えようと思ってさ」
付箋と同じ絵柄の定規を見せると、「お揃いだな」とイタズラっ子みたいに笑った。
出た、無自覚イケメンによるスマイル攻撃。
どっちも人様に見せるものでもないから、勘づかれることはなさそうだけど……そんなサラリと言ってのけると、自分だけが意識してるみたいで、さらに恥ずかしさが増す。
ここが地元じゃなくて良かった……。
「なぁ、あれって整二じゃね?」
安堵の溜め息をついた直後、耳に届いた名前にカッと目を開いた。
明吾が指を差す先を見てみると、友清くんとお団子ヘアの女の人がいて……。
「ねぇ、まだ? 腕もげそうなんだけど」
「待って待って! あとカチューシャだけ! お願いっ!」
すると、12星座の絵が描かれた付箋を見つけた。
ピンク、緑、黄色、水色の4種類が台紙にくっついていて、形も長方形と、使い勝手が良さそう。
「付箋も可愛いな」
「せっかく遠出したんだし、自分へのお土産に買おうかなって。明吾もそれ買うの?」
「うん。ひび割れたから新しいやつに替えようと思ってさ」
付箋と同じ絵柄の定規を見せると、「お揃いだな」とイタズラっ子みたいに笑った。
出た、無自覚イケメンによるスマイル攻撃。
どっちも人様に見せるものでもないから、勘づかれることはなさそうだけど……そんなサラリと言ってのけると、自分だけが意識してるみたいで、さらに恥ずかしさが増す。
ここが地元じゃなくて良かった……。
「なぁ、あれって整二じゃね?」
安堵の溜め息をついた直後、耳に届いた名前にカッと目を開いた。
明吾が指を差す先を見てみると、友清くんとお団子ヘアの女の人がいて……。
「ねぇ、まだ? 腕もげそうなんだけど」
「待って待って! あとカチューシャだけ! お願いっ!」