先生の秘密はワインレッド
――後日、友達から聞いた。
同窓会の提案は先生からだと。
私に会いに来てくれたんだね。
そう思ったら、いじけてた自分が子どもに見えた。
長い歳月を超えて気持ちが繋がった私たち。
先生……。
ううん、大好きな彼の眼鏡は今日もワインレッド。
レンズはあの頃から私だけを見ている。
そして、これから先も。
ずっと、ずっと……。
【完】
< 8 / 8 >
ひとこと感想を投票しよう!
あなたはこの作品を・・・
すべての感想数:1
この作品の感想を3つまで選択できます。
- 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
- 投票する
この作家の他の作品
表紙を見る
表紙を閉じる
ーーもし、『運命』というものが存在するのなら、
その運命を信じていきたい。
諸事情によって消されてしまった君達の過去。
一緒に笑い合った時間も。
窮屈な心を救い出してくれた時間も。
思いやる気持ちを育んでくれた時間も。
胸の中に残った90日間の輝かしい思い出も。
ダイヤモンドのように輝いていた時間は
跡形もなく消えてしまった。
しかし、小さな友情が芽生えて新たなスタートを切った私は、
あの時見た写真のように、
再び彼の笑顔を取り戻していきたい。
執筆開始 2023/9/1
完結日 2023/10/1
※こちらの作品は、魔法のiらんど、エブリスタ、小説になろう、ノベマ!、アルファポリスにも掲載しています。
表紙を見る
表紙を閉じる
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
2025年 5月27日
野いちご編集部オススメ作品として
掲載していただきました😊
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
コンロの左手には揚げ物鍋、
右手にはフライパン、
中央奥には雪平鍋。
今日も三口コンロの全てを稼働させてお弁当作りに励む私。
おかずカップやバランを使って配置に工夫し、
野菜の彩りにこだわって見た目でも楽しめるように世界観を広げて、
心の中で『美味しくなぁれ』と呪文をかけた。
最後のレシピは、
ワクワクドキドキと期待に溢れながら作った思い出の1ページ目。
彼が初めてお弁当を口にしたあの瞬間を思い返しながら菜箸を揺れ動かす。
幸せだったあの頃を頭の中に描きながら、
お弁当箱の隙間におかずを詰め込んでいくけど……。
これからお弁当を渡す相手は大好きな人じゃない。
私は今日、”影武者生活”にピリオドを打つのだから。
執筆開始 2025/3/13
完結 2025/3/16
表紙を見る
表紙を閉じる
あの日が来るまで
キミは景色の一部だった。
教室の窓から差し込む日差しを浴びながら本を開いて、
クラスメイトの誰とも喋らないまま、
自分の世界を楽しんでいるかのように見えていた。
でも、それは私の勝手な思い込み。
いま振り返れば、
置き去りにしてしまった青春を
胸の中に封じ込めていただけ。
ありのままの自分を見てほしかった。
なのに、傷つくのが怖くてブレーキをかけてしまっていた。
でも、それはマネキンの私も同じ。
残念系な部分も見てほしかったから……。
叶わないと知りつつ目標に突っ走ったのは、
キミと出会えたから。
辛い試練に立ち向かったのは、
キミが心を開いてくれたから。
よけいなお節介をしてしまったのは、
キミが悲しそうにしていたから。
”言霊”に明るい未来を託したのは、
キミの恋の色が見たかったから。
執筆開始 2025/2/17
完結 2025/2/27
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


