ひと夏の星に名前をつけるなら
渡せなかった言葉
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“また”が言えなかった。
“きっと”も“じゃあね”も言えなかった。

そのすべてが、言葉になる寸前で止まってしまった。

でも、それでよかったのかもしれない。

だって、あの夜の空は、
“永遠”なんて言葉よりずっと確かに、
ふたりの思いを閉じ込めてくれたから────

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