ひと夏の星に名前をつけるなら
夏の空が、少しずつ薄くなっていく。
昼間の空は、あんなに真っ青だったのに、ここ数日はどこか霞がかって見えた。
「明後日には帰るんだって?」
おばあちゃんが、食卓でぽつりとそう言った。
私は頷きながら、夏野菜たっぷりのサラダを食べる。
「……今年もあっという間だね」
「そうだね。来たときより、なんだか顔が柔らかくなった気がするよ」
言葉にして答えなかったけれど、心のどこかで「そうかもしれない」と思った。
この夏、私はたぶん、いや、確実に変わった。
理由は言わなくてもわかる。
昼間の空は、あんなに真っ青だったのに、ここ数日はどこか霞がかって見えた。
「明後日には帰るんだって?」
おばあちゃんが、食卓でぽつりとそう言った。
私は頷きながら、夏野菜たっぷりのサラダを食べる。
「……今年もあっという間だね」
「そうだね。来たときより、なんだか顔が柔らかくなった気がするよ」
言葉にして答えなかったけれど、心のどこかで「そうかもしれない」と思った。
この夏、私はたぶん、いや、確実に変わった。
理由は言わなくてもわかる。