私のことが必要ないなんて言わせません!【菱水シリーズ③】
まるで、番犬のようだった。
そして、その態度を奏花さんに叱られていた。
「あの、席に案内しますね……」
私が声をかけると深月さんが恨めしい顔で私を見ていた。
「早く。あと、梶井が見えない外の席がいい」
「わ、わかりました」
「もう!梶井さんと久しぶりに会ったのに挨拶もできないでしょ」
「一生、会わせたくない」
深月さんはきっぱりと言い切ると苦笑する奏花さんの手を引く。
「そんなこと言わないの!梶井さんはからかっているだけなんだから」
「どうかな」
不満を隠さない深月さんはある意味、すがすがしい。
けれど、奏花さんの方は成長がないと言って、ため息をついていた。
「え、えーと……お好きな席にどうぞ」
私がそう言うと深月さんは外の一番離れて姿が見えない席を選んで座った。
徹底してるなぁ……
二人の前に水の入ったコップを置いて、注文をとるとそれをキッチンの穂風さんに伝えた。
ランチタイムのラストオーダーが終わり、メニューを回収していく。
梶井さんのテーブルに行くと渡瀬さんがメニューを私に手渡してくれた。
「ありがとうございます」
「いいえ」
そして、その態度を奏花さんに叱られていた。
「あの、席に案内しますね……」
私が声をかけると深月さんが恨めしい顔で私を見ていた。
「早く。あと、梶井が見えない外の席がいい」
「わ、わかりました」
「もう!梶井さんと久しぶりに会ったのに挨拶もできないでしょ」
「一生、会わせたくない」
深月さんはきっぱりと言い切ると苦笑する奏花さんの手を引く。
「そんなこと言わないの!梶井さんはからかっているだけなんだから」
「どうかな」
不満を隠さない深月さんはある意味、すがすがしい。
けれど、奏花さんの方は成長がないと言って、ため息をついていた。
「え、えーと……お好きな席にどうぞ」
私がそう言うと深月さんは外の一番離れて姿が見えない席を選んで座った。
徹底してるなぁ……
二人の前に水の入ったコップを置いて、注文をとるとそれをキッチンの穂風さんに伝えた。
ランチタイムのラストオーダーが終わり、メニューを回収していく。
梶井さんのテーブルに行くと渡瀬さんがメニューを私に手渡してくれた。
「ありがとうございます」
「いいえ」