転生モブ令嬢は、死ぬ予定でした 王太子から溺愛されるなんて、誰か嘘だと言って!
「へぇ、いいことを聞きましたわ……」
ユキリとマイセルの背中を見送ったザルツの元に、1人の女子生徒が姿を見せた。
その女は浮かない顔でこの場に留まっているザルツへ、当然ように声をかける。
「ごきげんよう、ザルツさん」
「あなたは……」
「わたくしと、手を組みません?」
「仰っている意味が、よく……」
「あなたはあの女を、手に入れたい。こちらは退学に追い込みたい。利害が一致しておりますの。わたくし達、きっと最高のパートナーになれますわ……」
笑顔で手を差し伸べた女子生徒から提案を受けたザルツは――。
「いいでしょう」
二つ返事でそれを快諾すると、その手を取った。
ユキリとマイセルの背中を見送ったザルツの元に、1人の女子生徒が姿を見せた。
その女は浮かない顔でこの場に留まっているザルツへ、当然ように声をかける。
「ごきげんよう、ザルツさん」
「あなたは……」
「わたくしと、手を組みません?」
「仰っている意味が、よく……」
「あなたはあの女を、手に入れたい。こちらは退学に追い込みたい。利害が一致しておりますの。わたくし達、きっと最高のパートナーになれますわ……」
笑顔で手を差し伸べた女子生徒から提案を受けたザルツは――。
「いいでしょう」
二つ返事でそれを快諾すると、その手を取った。