響け!月夜のアジタート
緞帳が上がった舞台の上に立っていたのは、黒いローブを着た人物だった。フードを深く被り、目元には仮面をつけているため顔はわからない。
(あの骨格と体格は女性だね……)
レオンハルトは顎に手を当て、女性の歌が始まるのを待つ。女性は舞台から客席をぐるりと見回した後、口を開いた。
「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。どうぞ最後までお楽しみください」
再び拍手が起こる。スポットライトが女性を照らし、軽やかな音楽が鳴り始めた。女性はトントンと足踏みをし、歌い始める。
鏡合わせ 本当の私は仮面の下へ
さあ始めよう 今宵はどんな物語が生まれるのか
スポットライト もっと僕を照らしてくれ
ただの一番星になるつもりはないから
「ッ!」
レオンハルトは息を呑む。その歌声を聴いた瞬間、体に雷が落ちたかのような衝撃が走った。演奏者は誰もいない孤独な舞台で歌う彼女から目が離せない。胸が高鳴っていく。
(まるで、恋に落ちたみたいだ……)
(あの骨格と体格は女性だね……)
レオンハルトは顎に手を当て、女性の歌が始まるのを待つ。女性は舞台から客席をぐるりと見回した後、口を開いた。
「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。どうぞ最後までお楽しみください」
再び拍手が起こる。スポットライトが女性を照らし、軽やかな音楽が鳴り始めた。女性はトントンと足踏みをし、歌い始める。
鏡合わせ 本当の私は仮面の下へ
さあ始めよう 今宵はどんな物語が生まれるのか
スポットライト もっと僕を照らしてくれ
ただの一番星になるつもりはないから
「ッ!」
レオンハルトは息を呑む。その歌声を聴いた瞬間、体に雷が落ちたかのような衝撃が走った。演奏者は誰もいない孤独な舞台で歌う彼女から目が離せない。胸が高鳴っていく。
(まるで、恋に落ちたみたいだ……)