突然、課長と秘密の関係になりました
まあ、ゲームとかして仲良くなって。
一生の友人になることもあるし――
いや、友人じゃないのか、今回は。
でも、家族というより、そんな感じかな、と一彩は思った。
全員、いい大人だし。
それぞれ働いていて、経済的にも独立している。
たまに寄り集まって騒げるような、そんな仲間くらいに思っていればいいのかも、と思いながら、一彩は、昼、社食に行った。
「黒須、ここ、いい?」
と黒須の前を指差したが、黒須は、
「ああ……」
と言いながらも、物言いたげな目で、こっちを見てきた。
「なに?
誰か来るの?」
「いや。
……一彩。
お前、鴻上課長と付き合ってるのか?」