推しにガチ恋ってアリですか⁉︎
とにかくみんなに称賛してもらえて嬉しいなぁ。
ニマニマしていると涼香が寄ってきた。
「……瑠亜、高峰くんにあげにいかないの?」
「へ⁉︎ ……いや、買いに来ると思うし……」
「もう、高峰くんは男バレの部長なんだから午前中は来れないわよ?」
「そ、そうだったっけ……⁉︎」
「バカ……」
呆れてる涼香そっちのけで真っ青になる私。
すると。
「ねー、瑠亜はやめに上がらせてもらって大丈夫そ?」
「ぶ、部長……!はい、問題ないですっ」
「だって。ほら、行ってきなさいよ」
これが部長の権限ってやつ……?
あっという間に途中退出が可能になった。
私は急いでラッピングしたあのカップケーキを持って廊下に出る。
「あ、ありがとう涼香……!大好きっ」
「ふふ、行ってらっしゃい」
「……おい樋泉、瑠亜をどこに行かせた?」
「ただのクラスメートよ、心配性ね」
涼香にお礼を言い、私は走り出した。