推しにガチ恋ってアリですか⁉︎



とにかくみんなに称賛してもらえて嬉しいなぁ。

ニマニマしていると涼香が寄ってきた。



「……瑠亜、高峰くんにあげにいかないの?」

「へ⁉︎ ……いや、買いに来ると思うし……」

「もう、高峰くんは男バレの部長なんだから午前中は来れないわよ?」

「そ、そうだったっけ……⁉︎」

「バカ……」



呆れてる涼香そっちのけで真っ青になる私。

すると。



「ねー、瑠亜はやめに上がらせてもらって大丈夫そ?」

「ぶ、部長……!はい、問題ないですっ」

「だって。ほら、行ってきなさいよ」



これが部長の権限ってやつ……?
あっという間に途中退出が可能になった。

私は急いでラッピングしたあのカップケーキを持って廊下に出る。



「あ、ありがとう涼香……!大好きっ」

「ふふ、行ってらっしゃい」

「……おい樋泉、瑠亜をどこに行かせた?」

「ただのクラスメートよ、心配性ね」



涼香にお礼を言い、私は走り出した。


< 166 / 211 >

この作品をシェア

pagetop