推しにガチ恋ってアリですか⁉︎
食べ終わって、後片付けが終わり部活も終了。
昇降口で、野柳くんを待つ涼香に付き添う。
「そういえば瑠亜、最近高峰くんに言い寄られてない?」
「? んー、なんでだろうねぇ」
「なんでだろうねって……。瑠亜はさ、本当に高峰くんの彼女にならなくていいの?」
「ぅえ⁉︎」
思わず、手の中で転がしていた傘マーカーを落としそうになる。
「いやいやいや、推しだから!推しと好きな人はちがうよ?」
「んー」
「それに、高峰くんには私なんかより可愛い人がお似合いだし!」
「瑠亜……自分が可愛いってこと自覚して……」
「ちょっと涼香、冗談にならないよ〜」
「これはダメね」
苦笑いしてる。
いや、涼香だって美人なこと自覚してほしいよ!
「ごめん涼香!待たせたよね」
「あ、累。ううん、全然大丈夫」
「疲れた〜。瑠亜、お菓子ちょーだい」
「……しょうがないなぁ、今度奢ってね!」
そうこうしてると、ぞろぞろと部活終わりの人が出てきた。