推しにガチ恋ってアリですか⁉︎





【琳斗 side】



まぁ予想はしていた。

瑠亜の事だから、なんの水着を着ても可愛すぎるだろうということ。

加えてメイクをさせたくらいだから、樋泉が瑠亜を着飾るだろうと。


──なのに。



「ひゃっ⁉︎」



更衣室から出てきた彼女の姿は、想像をはるかに超えていた。

首の後ろで、紐で結ばれているピンク色のそれは、目の毒としか言いようがなかった。


……肌露出しすぎだろ。
こんなん、男の欲を誘ってるようにしか思えない。

俺はその無防備な彼女を、思わず抱き寄せた。
彼女のポニーテールが揺れる。

柔らかい地肌と、フワリと香る花の匂いにドキリと胸が高鳴る。

いや俺はいいんだよ。
まだ俺なら理性暴走しても許せる。

でももしその破壊力が他の男に向いたら?
考えただけで殺意が湧く。


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