推しにガチ恋ってアリですか⁉︎
「俺はいーの。瑠亜見てれば充分だし」
別に泳ぐのが嫌いとかではないけど。
本当は男避けとして俺も一緒にいたいけど。
少し瑠亜の好きにさせておこうかなと思って。
……いつも俺が縛ってる自覚くらいあるし。
「っ……」
不満げに唇を尖らせた瑠亜は、何を思ったのか海から上がって駆け寄ってきた。
かと思うと。
「⁉︎ ちょ、待って瑠亜……」
「待たないっ!高峰くんも楽しんでほしいの……!」
俺の手を取って立ち上がらせ、海へと引っ張って行く。
こんな華奢で細い体のどこにそんな力あるんだよ。
「!きゃっ……!」
「わっ」
その時、何かにつまずいた瑠亜が俺の手を掴んだまま海へと倒れて。