執愛懐妊婚~内緒でママになるはずが、次期社長は滾る愛で囲い娶る~
彼に迷惑をかけたくなかった。だからこそ、知られたくなかった。
何も知らせずに幹太の下を去ろう。そう決意したのに、それは叶わなくなってしまったということだ。
呆然としている雫に、彼は再び表情を戻して不敵な笑みを浮かべてくる。
「どうやら雫は俺の愛を疑っているようだし? しっかりとじっくりとその身を持って、俺に再度愛されればいい」
臆せずそう言い放つ彼を見て、雫は頬を引き攣らせるだけしかできなかった。