組長様は孤独なお姫様を寵愛したい。
今日の夜……


そうだった、私謎の橘さんの抱き枕になるんだった。


すっかり忘れかけてて一気に心臓がドキドキと緊張してくるのが分かる。


…それに何だろう。


今の橘さんの雰囲気がなんだか意味深で。



「はぁぁ〜」



私、ちゃんと気を悪くさせずに対応できるかな。


…もう、せっかく雑巾がけに集中してたのに一気に思考が橘さんでいっぱいになる。



私が三影に可愛いって言われて嬉しかったか聞いてくるのも本当に意味わからないし…。




…はぁ、だめだめ。


ちゃんと掃除に集中しなくちゃ。




そう思って頬をペちっとしてまた雑巾を手に取った。



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