組長様は孤独なお姫様を寵愛したい。

そして真後ろには、橘さんの美しいお顔が。


………な、何この状況…!?

近すぎるよ…!!



「茉白、耳まで真っ赤だけど、さっき鳴ったのはこのお腹??」



耳元でそんな言葉が聞こえたと同時に、次は、私を掴まえていた橘さんの手がぐいっと、私のお腹を掴んだ。



「……っひゃ…!」



もにもに、と人のお腹をまるで弄ぶかのように触る橘さん。


「ぷっ、随分喜んでたみたいだね茉白のお腹。かわいー。」


「っ、は、恥ずかしいのでやめてください…、」


「んー、なんで??恥ずかしいことじゃないんじゃない、生理現ショーでしょ。」



そう言いながらまだ離してくれない橘さんの手。


全く説得力も無いその言葉に、熱はどんどん顔に集まるばかり。


< 42 / 50 >

この作品をシェア

pagetop