何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした

当の本人はそれに全く気付きもしないで、きっと頭の中はすずチャンのことでいっぱいだ。

俺だったらすぐデートの約束取り付けちゃうのになぁ。

なぁんてことを考えていたら女の子が今度は俺の方をチラチラと見出した。

…それなのに。

なぜだかナンパする気になれなかった。

来るもの拒まずなこの俺が。

なぁんか、

「調子悪いな」

すずチャンが家に来てからだ。

「なんだ、風邪か?ほら、とっとと帰るぞ」

大きな袋を4つ抱えた翠が、言うなり店から出て行ってしまった。

風邪だった方が全然マシかもね。

「翠、おいてかないでぇー」

コンビニにいた時間、6分。

君は、友達の好きな人を好きになったこと、ある?

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