絆の光は未来へ

奪われる尊厳

その頃、内診台に縛り付けられたあゆかは、更なる絶望に突き落とされていました。

医学生は、無表情のまま、あゆかの口元や耳に、執拗にキスを落とし始めました。 身体が強張り、吐き気がこみ上げてきますが、顔を背けるも男性の力に叶うはずもなく身動き一つできない。

そして、彼の視線はあゆかの着ているナースウェアに向けられました。邪魔だと言わんばかりに、彼はその白く清潔な生地に手をかけ、躊躇なく無理矢理引きちぎった。

ボタンが弾け飛び、縫い目が裂ける音が、静かな空間に不気味に響き渡ります。

光希があゆかが復学する時に新しく購入してくれたウェアは医学生の男の欲望でビリビリに破かれた。

破かれたナースウェアが剥ぎ取られ、下着姿になったあゆかの体が露わになります。

医学生は、その姿をじろじろと見つめると、ふと内診室の机の上に置かれていた鋏に目をやりました。彼は鋏を手に取ると、そのままあゆかの下着に無慈悲に刃を入れ、切断した。

抵抗する間もなく、あゆかの最後の砦が音を立てて切り裂かれ、床に投げ捨てられました。

完全に無防備になったあゆかの体に、医学生の冷たい手が触れます。

彼は、あちこちにキスを落としながら、その手を下へ、下へと滑らせ、遂にはあゆかの下まで達しった。

屈辱と嫌悪感に、あゆかの全身が震え上がる。
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