絆の光は未来へ
そして、そっとあゆかの手を取った。氷のように冷たい。でも、確かに脈が打っている。生きている。まだ、生きている。
(あゆか……俺の声、聞こえるか?)
目を閉じると、幼い頃のあゆかの笑顔が浮かんだ。七歳の時、初めて家に来た日。母さんが「今日からあゆかちゃんも家族よ」と言った時の、彼女の安堵した表情。
十歳の時、俺と一緒に作った下手くそな誕生日ケーキ。中学の卒業式で、「光希を手助け出来る様に看護専攻科に行く」と宣言した時の決意に満ちた瞳。
血は繋がってないけれど、俺たちは本当の兄妹以上の絆で結ばれていた。いや、兄妹なんて言葉じゃ足りない。あゆかは俺の一部だった。彼女なしの人生なんて、考えられない。
(あゆか……俺の声、聞こえるか?)
目を閉じると、幼い頃のあゆかの笑顔が浮かんだ。七歳の時、初めて家に来た日。母さんが「今日からあゆかちゃんも家族よ」と言った時の、彼女の安堵した表情。
十歳の時、俺と一緒に作った下手くそな誕生日ケーキ。中学の卒業式で、「光希を手助け出来る様に看護専攻科に行く」と宣言した時の決意に満ちた瞳。
血は繋がってないけれど、俺たちは本当の兄妹以上の絆で結ばれていた。いや、兄妹なんて言葉じゃ足りない。あゆかは俺の一部だった。彼女なしの人生なんて、考えられない。