絆の光は未来へ
光希が、足元にあるフットボタンを操作する気配がした。わずかなモーター音と共に、診察台の両足置きがゆっくりと左右へ開き、あゆかの両膝は自然と外側へと広げられる。
同時に、秘部の部分には、開閉式のカバー開き、あゆかの身体は、完全に医療者の視線に晒された。
あゆかは、羞恥で顔を赤くし、手で口を覆った。
ひんやりとした金属の感触が、デリケートな部分に触れた。膣鏡が挿入される。じわじわと広がるような圧迫感。痛みはないが、言いようのない不快感と、全身を貫くような羞恥が、あゆかの身体中を駆け巡った。息が詰まる。
「はい、大きく息を吸って、ゆっくり吐いてください」
光希の落ち着いた声が、耳元に響く。その声は、あくまで冷静で、プロフェッショナルだ。あゆかは彼の指示に従い、意識的に呼吸を整えようと試みる。しかし、一度乱れた呼吸は、なかなか元には戻らない。
光希の指が、次に内部へ挿入される。触診が始まった。指が奥へと進むたびに、身体の奥深くで何かが動くような感覚。
卵巣や子宮の位置を探るように、彼の手が慎重に動いているのが分かる。その感触は、あゆかの意識の全てを、自身の身体の奥へと引きずり込んでいく。普段は意識しない、女性としての奥深くに。
同時に、秘部の部分には、開閉式のカバー開き、あゆかの身体は、完全に医療者の視線に晒された。
あゆかは、羞恥で顔を赤くし、手で口を覆った。
ひんやりとした金属の感触が、デリケートな部分に触れた。膣鏡が挿入される。じわじわと広がるような圧迫感。痛みはないが、言いようのない不快感と、全身を貫くような羞恥が、あゆかの身体中を駆け巡った。息が詰まる。
「はい、大きく息を吸って、ゆっくり吐いてください」
光希の落ち着いた声が、耳元に響く。その声は、あくまで冷静で、プロフェッショナルだ。あゆかは彼の指示に従い、意識的に呼吸を整えようと試みる。しかし、一度乱れた呼吸は、なかなか元には戻らない。
光希の指が、次に内部へ挿入される。触診が始まった。指が奥へと進むたびに、身体の奥深くで何かが動くような感覚。
卵巣や子宮の位置を探るように、彼の手が慎重に動いているのが分かる。その感触は、あゆかの意識の全てを、自身の身体の奥へと引きずり込んでいく。普段は意識しない、女性としての奥深くに。