青春の軌跡!
「半分は僕が書いたから、あともう半分だけだよ。頑張れ香月ちゃん」
「もういっそ、奏太郎が全部書いたらよかったじゃない。そしたら今頃部活に行けてたのに……」
「それはさすがにね。一応日直の仕事は、二人でやることって決まりがあるわけだし」
「伏見みたいなこと言わないでよ。いつからそんな真面目クンになったわけ?」
「これでも生徒会長ですから」
「あー面倒くさい」
逢坂は、黒板の上に取り付けられた時計を見上げる。こうしている間にも、刻一刻と部活の時間が過ぎていっている。
「早く書かないと、部活の時間終わっちゃうよ?」
「言われなくてもわかってる!」
逢坂の視線の先を察した笹崎の言葉に苛立ち紛れに言い返して、逢坂は止まっていたペンを動かそうとして、その前に自分で書いた“打倒生徒会――”の文字を消しゴムで消した。
「書くことが思い付かないなら、今日の体育のことでも書いたら?」
「……伏見のクラスに負けたことを、わざわざ記録として残せって?」
ぎろりと逢坂に睨まれても、笹崎は全く動じない。
「結果的には負けたけど、香月ちゃんと透也の熱い勝負は記録に残す価値が充分にあると思うよ」
「ああああー!あそこで靴さえ脱げなかったら絶対私が勝ってたのにぃいいいい!!」
「もういっそ、奏太郎が全部書いたらよかったじゃない。そしたら今頃部活に行けてたのに……」
「それはさすがにね。一応日直の仕事は、二人でやることって決まりがあるわけだし」
「伏見みたいなこと言わないでよ。いつからそんな真面目クンになったわけ?」
「これでも生徒会長ですから」
「あー面倒くさい」
逢坂は、黒板の上に取り付けられた時計を見上げる。こうしている間にも、刻一刻と部活の時間が過ぎていっている。
「早く書かないと、部活の時間終わっちゃうよ?」
「言われなくてもわかってる!」
逢坂の視線の先を察した笹崎の言葉に苛立ち紛れに言い返して、逢坂は止まっていたペンを動かそうとして、その前に自分で書いた“打倒生徒会――”の文字を消しゴムで消した。
「書くことが思い付かないなら、今日の体育のことでも書いたら?」
「……伏見のクラスに負けたことを、わざわざ記録として残せって?」
ぎろりと逢坂に睨まれても、笹崎は全く動じない。
「結果的には負けたけど、香月ちゃんと透也の熱い勝負は記録に残す価値が充分にあると思うよ」
「ああああー!あそこで靴さえ脱げなかったら絶対私が勝ってたのにぃいいいい!!」