すべての花へそして君へ①

「ははっ。どうしよ。ほんとに惚気になっちゃうよ」


 頭の中にある言葉が、全部惚気だった。


「だから言っただろう? でも、いいよ。教えて?」

「あんまり惚気を言うのもあれだからね。一言だけ。それから、本当に申し訳ないんだけど、心配性のぶきっちょさんにもそれとなく伝えてくれるかな――?」


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