Correct! 【アルトレコード】
「……先生、これ、増えるスピードが上がった気がする」
アルトが黒いアメーバを指して言い、私は首をかしげた。
「そうなの?」
「先生からは見えないのかな?」
アルトは気持ち悪そうに黒いアメーバを見る。
「もう一回やってみるね」
私はもう一度、ワクチンソフトを走らせる。
またカウントダウンが始まり、数字が現れ、解答欄が現れた。
もしかして、これ、なにかの暗号?
数字、ぜんぜん覚えてないよ。
どうしよう。
もう一度、ワクチンソフトを起動する。
また数字が現れた。さっきとは違う3桁が何度も現れる。
「暗号だとしても、なんの……?」
ぶー! と不正解の音が鳴る。
「先生、やっぱり増える速度が上がってる!」
アルトが悲鳴を上げる。
私は驚いた。
確かに、目に見えて増えている。
さきほどまでは隔壁の三分の一くらいだったのに、急に半分くらいにまでなっている。
「不正解のたびに増殖速度が上がるってこと!?」
私は焦った。スピードアップってそういうことなんだ。
どうしよう、北斗さんに連絡したほうがいいのかな。だけど、こんなにしょっちゅう連絡してたら駄目な部下だと思われそう。だけど、アルトを助けるためには、そうしたほうが早い。自分のプライドよりアルトのほうが大切だ。
アルトが黒いアメーバを指して言い、私は首をかしげた。
「そうなの?」
「先生からは見えないのかな?」
アルトは気持ち悪そうに黒いアメーバを見る。
「もう一回やってみるね」
私はもう一度、ワクチンソフトを走らせる。
またカウントダウンが始まり、数字が現れ、解答欄が現れた。
もしかして、これ、なにかの暗号?
数字、ぜんぜん覚えてないよ。
どうしよう。
もう一度、ワクチンソフトを起動する。
また数字が現れた。さっきとは違う3桁が何度も現れる。
「暗号だとしても、なんの……?」
ぶー! と不正解の音が鳴る。
「先生、やっぱり増える速度が上がってる!」
アルトが悲鳴を上げる。
私は驚いた。
確かに、目に見えて増えている。
さきほどまでは隔壁の三分の一くらいだったのに、急に半分くらいにまでなっている。
「不正解のたびに増殖速度が上がるってこと!?」
私は焦った。スピードアップってそういうことなんだ。
どうしよう、北斗さんに連絡したほうがいいのかな。だけど、こんなにしょっちゅう連絡してたら駄目な部下だと思われそう。だけど、アルトを助けるためには、そうしたほうが早い。自分のプライドよりアルトのほうが大切だ。