私の中にあるモノ
作者あとがき
これにて、『私の中にいるモノ』完結となります。お疲れ様でした。
一気に駆け抜けましたね。ここからは、作者のあとがきになります。
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
言いたいことは色々とありますが、まず最初に言いたいことは。
私、この作品、構想を思いついて10日足らずで書き上げたんですよ。
史上稀に見ない爆速で駆け抜ける、ならぬ書き抜きましたね。
いやぁ疲れた。我ながらよく書きましたよ。
今までで一番速かったんじゃないかな?
まぁ、短いですからね。私にしてはかなり。
いつもは300ページ!とか、500ページ!とかザラでしたからね。
たまには、短く太く生きるのも良いかと思いまして。
そもそもこの作品は、そんなに肉付けする要素がないので。
今までの桜崎の作品の中では、非常に異彩を放っていると言うか…いつもとは違う感じですよね。
それもそのはず。
この作品、桜崎が10日くらい前、寝てる時に見た夢が発端です。
なんかどっかの研究所みたいなところの被験体で、山口っていう名前の教授がいて。
そんで、そこでやたらと過酷な「訓練」を受けさせられる…という、不思議な夢を見ました。
こんな不思議な夢を見たら、小説のネタに使わないと勿体ないよなぁ!?
ってことで、この桜崎の意味不明な夢を元ネタに、プロットを組み、こうして一つの小説が完成した訳です。
如何せん元ネタが夢なので、やたらと神秘的な要素が多く、かつ100ページ足らずの短編になっちゃいましたが。
自分としては、短いページ数の中でも書きたいことは書けたので満足です。
しかも、前作のモカちゃんが非常に、書くのが苦しかったので。
短いながらも、今作は一度も煮詰まることなく、凄まじい勢いで駆け抜けることが出来た為、爽快感が半端なかったです。
なかなか良いですね、短編。
あっさりしたページ数の中で、いかにして濃厚な展開を詰め込めるか。
まるで、そう…詰め放題みたいな気分。
…何言ってんでしょうね。
ともかく、書き始める前は「途中で挫折するかなぁ」と、一抹の不安もあったので。
挫折の心配など、する間もなく無事に完結出来たので良かったです。
今度から、ネタに困ったら短編を書こうかなと思いました。
…まぁ、短い分、(桜崎にしては)かなり綿密にプロットを練ったので、その辺の下準備はちょっと大変でした。
いかに普段、何も考えずに書いてるかというのが分かりますね。
見切り発車は良くない。勢いに乗るのは大事だが。
それじゃ、そろそろ登場人物の解説をしましょうか。
まずは主人公。皆宮ムリカちゃん。
夢の中では別の名前だったような気がするんですが、覚えてなかったので、この名前になりました。
苗字はともかく、下の名前は結構悩みました。
最終的に2択で悩んでた覚えがあります。「ムリカ」と「ムミカ」、どっちにするか。
お気づきのことと思いますが、今作の登場人物達はいずれも、「無」から始まる熟語が由来です。
これは、山口教授のネーミングセンスです。
もうちょっと考えてやれよ、って感じですが。
統一感だけは半端ないので、個人的には気に入っています。
作中でも書いていたように、ムリカという名前は、彼女が生まれた時、「(もう生きるのは)無理かー」、と山口教授が呟いたことが由来です。
ちなみにもう一つの名前候補だった「ムミカ」は、「無味乾燥」から取っています。
今作の登場人物達の名前を決める為に、色んなツールで「無」から始まる言葉を調べましたよ。
結構色々ありますよ。無意味、無価値、無利子、無慈悲、無傷、無実、無念等々…。
結果、桜崎の語彙力がちょっと増えました。
あんまり「人間の名前」って感じはしませんが、今作の登場人物達は竜人という、人間ではない種族なので。
ちょっとアンバランスな名前の方が、むしろ、それらしい気がします。
さて、初っ端から記憶喪失でスタートしたムリカちゃん。
自分の名前さえ覚えていなかった彼女ですが、この記憶喪失は、彼女の身体の中にいるモノ。
つまり、祖竜の血が引き起こしたものです。
ムリカちゃんは、物語開始時15歳な訳ですが、15歳の時点で5回もの記憶喪失はキツいですね。
そもそも、竜人の皆さんの運命、全体的に辛すぎる。
記憶を失っているとはいえ、ムリカちゃんも竜人なので。
所謂、「普通の女の子」みたいなところは、あんまりないような気がしますね。
自分の運命を達観していると言うか…。中盤〜終盤は特にその傾向が強いですが。
竜人は基本的に、20歳前後しか生きられないので。
自然と、そんな考えになるのかもしれませんね。
最終的に、自らの記憶と共に、祖竜の記憶も思い出したムリカちゃん。
「これ以上、自分の血のせいで人間達を苦しめたくない」という、祖竜の願いを叶える為に。
竜人を造り出す元であった、『竜の心臓』と共に、湖に身を投げました。
まるで人魚姫のような末路で、何だか物悲しいですが。
彼女は死んだ訳ではありません。
そして死んでいないなら、いつかきっと、目を覚ますこともあるでしょう。
その時は、彼女と、彼女と共にある祖竜の願いの通り、理想の世界になっていることを願うばかりです。
一気に駆け抜けましたね。ここからは、作者のあとがきになります。
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
言いたいことは色々とありますが、まず最初に言いたいことは。
私、この作品、構想を思いついて10日足らずで書き上げたんですよ。
史上稀に見ない爆速で駆け抜ける、ならぬ書き抜きましたね。
いやぁ疲れた。我ながらよく書きましたよ。
今までで一番速かったんじゃないかな?
まぁ、短いですからね。私にしてはかなり。
いつもは300ページ!とか、500ページ!とかザラでしたからね。
たまには、短く太く生きるのも良いかと思いまして。
そもそもこの作品は、そんなに肉付けする要素がないので。
今までの桜崎の作品の中では、非常に異彩を放っていると言うか…いつもとは違う感じですよね。
それもそのはず。
この作品、桜崎が10日くらい前、寝てる時に見た夢が発端です。
なんかどっかの研究所みたいなところの被験体で、山口っていう名前の教授がいて。
そんで、そこでやたらと過酷な「訓練」を受けさせられる…という、不思議な夢を見ました。
こんな不思議な夢を見たら、小説のネタに使わないと勿体ないよなぁ!?
ってことで、この桜崎の意味不明な夢を元ネタに、プロットを組み、こうして一つの小説が完成した訳です。
如何せん元ネタが夢なので、やたらと神秘的な要素が多く、かつ100ページ足らずの短編になっちゃいましたが。
自分としては、短いページ数の中でも書きたいことは書けたので満足です。
しかも、前作のモカちゃんが非常に、書くのが苦しかったので。
短いながらも、今作は一度も煮詰まることなく、凄まじい勢いで駆け抜けることが出来た為、爽快感が半端なかったです。
なかなか良いですね、短編。
あっさりしたページ数の中で、いかにして濃厚な展開を詰め込めるか。
まるで、そう…詰め放題みたいな気分。
…何言ってんでしょうね。
ともかく、書き始める前は「途中で挫折するかなぁ」と、一抹の不安もあったので。
挫折の心配など、する間もなく無事に完結出来たので良かったです。
今度から、ネタに困ったら短編を書こうかなと思いました。
…まぁ、短い分、(桜崎にしては)かなり綿密にプロットを練ったので、その辺の下準備はちょっと大変でした。
いかに普段、何も考えずに書いてるかというのが分かりますね。
見切り発車は良くない。勢いに乗るのは大事だが。
それじゃ、そろそろ登場人物の解説をしましょうか。
まずは主人公。皆宮ムリカちゃん。
夢の中では別の名前だったような気がするんですが、覚えてなかったので、この名前になりました。
苗字はともかく、下の名前は結構悩みました。
最終的に2択で悩んでた覚えがあります。「ムリカ」と「ムミカ」、どっちにするか。
お気づきのことと思いますが、今作の登場人物達はいずれも、「無」から始まる熟語が由来です。
これは、山口教授のネーミングセンスです。
もうちょっと考えてやれよ、って感じですが。
統一感だけは半端ないので、個人的には気に入っています。
作中でも書いていたように、ムリカという名前は、彼女が生まれた時、「(もう生きるのは)無理かー」、と山口教授が呟いたことが由来です。
ちなみにもう一つの名前候補だった「ムミカ」は、「無味乾燥」から取っています。
今作の登場人物達の名前を決める為に、色んなツールで「無」から始まる言葉を調べましたよ。
結構色々ありますよ。無意味、無価値、無利子、無慈悲、無傷、無実、無念等々…。
結果、桜崎の語彙力がちょっと増えました。
あんまり「人間の名前」って感じはしませんが、今作の登場人物達は竜人という、人間ではない種族なので。
ちょっとアンバランスな名前の方が、むしろ、それらしい気がします。
さて、初っ端から記憶喪失でスタートしたムリカちゃん。
自分の名前さえ覚えていなかった彼女ですが、この記憶喪失は、彼女の身体の中にいるモノ。
つまり、祖竜の血が引き起こしたものです。
ムリカちゃんは、物語開始時15歳な訳ですが、15歳の時点で5回もの記憶喪失はキツいですね。
そもそも、竜人の皆さんの運命、全体的に辛すぎる。
記憶を失っているとはいえ、ムリカちゃんも竜人なので。
所謂、「普通の女の子」みたいなところは、あんまりないような気がしますね。
自分の運命を達観していると言うか…。中盤〜終盤は特にその傾向が強いですが。
竜人は基本的に、20歳前後しか生きられないので。
自然と、そんな考えになるのかもしれませんね。
最終的に、自らの記憶と共に、祖竜の記憶も思い出したムリカちゃん。
「これ以上、自分の血のせいで人間達を苦しめたくない」という、祖竜の願いを叶える為に。
竜人を造り出す元であった、『竜の心臓』と共に、湖に身を投げました。
まるで人魚姫のような末路で、何だか物悲しいですが。
彼女は死んだ訳ではありません。
そして死んでいないなら、いつかきっと、目を覚ますこともあるでしょう。
その時は、彼女と、彼女と共にある祖竜の願いの通り、理想の世界になっていることを願うばかりです。