宵の月、秘めたる契り―帝に愛された二人の女御―
その声に応えるように、帝はゆっくりと身を伏せ、唇を、舌を這わせてゆく。

白く輝く肌に、熱い吐息を落としながら、慎重に、しかし確かに――綾子の奥へと進んでいく。

「……彰親様……」

その名を呼ぶ声は、甘く掠れて、耳に届くたびに心を揺らす。

「もっと……欲しいの……」

その囁きは、帝の心を焦がし、再び貪るような愛が始まる。

想いと欲が重なり合い、夜はまだ、終わりを見せなかった。

「はぁ……綾子っ!」

帝・彰親の声が、熱と共に洩れる。

中で動くたび、触れ合うたびに、綾子への愛しさが増していくのを自分でも抑えきれなかった。

「綾子しか……いらぬ……」

そんな囁きに、綾子は耐えるように背を反らせながら、甘い声を上げる。

「はぁぁぁっ……!」

愛を交わすたびに、二人の気持ちは高まり、溶け合っていく。

抱くのではない、結ばれている――

ただの肉体ではない、心が重なっていることを、帝ははっきり感じていた。
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